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第15回 DIYグランプリ
第15回 DIYグランプリ概要
株式会社エンチョー
代表取締役社長遠藤健夫

第15回「エンチョーDIYグランプリ」に今年も全国の皆様から多数のご応募をいただきまして誠にありがとうございました。
応募いただいた作品は、例年以上にオリジナリティやユーモアにあふれた独創的な作品が多く、実際に使ってみたい、触れて楽しみたいと想像がふくらむ作品ばかりでした。
また、環境に配慮して廃材や流木、家で使わなくなった物などを再利用した作品や、ユニバーサルデザインの視点に立った、使う人に配慮した作品も多く、製作された方の優しさや思いやり、ホスピタリティーが作品から伝わってきて深く感動しました。どの作品も甲乙つけがたく、非常にレベルの高い選考となりました。
おかげ様で今年は私どもエンチョーにとりまして、創業70周年、ホームセンター開店35周年という節目の年にあたります。これを記念して表彰作品に創業70周年記念特別賞、ホームセンター開店35周年記念特別賞の二つの特別賞を設けました。さらに入選作品数を例年より10点増やし70点としました。
年を追うごとに皆さんのDIYへの情熱や思いの高まりを感じております。来年以降も「エンチョーDIYグランプリ」で皆様の力作と出会える事を心待ちにしております。
平成21年12月吉日

第15回 受賞作品一覧

DIYグランプリ

「バーべQテラス」/鈴木 孝行

庭造りの総決算として「おいしいバーべQをみんなで」と考え、たった1人の大プロジェクトを始め ました。 鉄筋コンクリートの塀を作り、盛土を突き固め、水道を通し、レンガを積んで…夫々丁寧に作っていたら2年も掛かってしまった。完成しホッとしています。でもこれで20年楽しめそうです。

審査委員評…菅沼勝次

レンガの独特の風合いは、東京駅に見るように郷愁を感ずるものです。2年かけて完成された努力と工夫に、審査員全員から感嘆の声があがりました。夏に完成されたようで、周りの木々が紅葉を迎えた今、ご家族お仲間が集まって、バーベQテラスの最高の出番ですね。手作りのプランターも配置してください。ぜひ訪問したいです。

工作大賞

「老妻に贈るクッキング・チェアー」/中山 清

1.70歳に近づいた妻の台所での立ち仕事を少なくする事。
2.システムキッチンは立ち作業用に設計されているので、台座の高さは着座が困難でない程度に、通常の座り姿勢と立ち姿勢との中間ぐらいの高さである事。又、ドッカリと座ると左右への動きが制限されるので、動作の範囲を広げるため、チョイ座りも出来るようにする事。
3.狭い台所で使用するので、コンパクト(W34cm/D43cm/H88cm)でありながら安定性が高い事。
4.移動させながら使用するので、軽量(4.5kg)でありながら堅固である事。

審査委員評…山村レイコ

見た目の処理は「プロ?」。座って感じたのは、奥様への深い愛情でした。重厚なのに4.5kgと軽く、チョイ座り時の面の角度や滑り止めのラバーは完璧。しかも作業しやすくてお洒落。あまりに快適で、何度も座ってしまいました。奥様に合わせて作ったのに、誰にでも合いそう! 私は、これに座ってギターを弾き空を眺め、絵を描きたくなりました♪

「ベビーベット」」/守屋 清文

赤ちゃんを抱き上げる時の負担を減らす為にベッドの高さを高くしました。おむつ替えの時につかえる引き出し式の台を付けました。子供が大きくなるにつれて、ベッド→サークル→ベンチの3つの使い方ができます。

審査委員評…菅沼勝次

ベビーベッドは子育ての過程で必需品ですね。息子達2人が使い、DIYで修理して、孫用に自慢していた私は脱帽です。トリマーで内側を加工した精密さ、畳敷きにして硬木材の中で柔らかさを出した発想、金具に良質な物を使い、子供さんの成長に合わせて組み換えて永く使える工夫に、家族への愛情をひしひしと感じます。

リフォーム大賞

「おふろのリフォーム」/雲英 久仁子

家族みんなで作った!超素人作品で、プロにはできない個性的な浴室になった。設置もわからず手さぐりで、何度か失敗してコンクリートをはがしたり、買い物も失敗したり、みんなで頑張りました。子供たち(3人)はもっとカラータイルにしたかったー!といっていました。大満足なお風呂です!

審査委員評…中田香苗

水周りのリフォームは快適に変われる効果の大きい場所です。そして風水でも大事なポイントとなります。ご家族で作り上げられたお風呂の完成度は見事ですタイルやコンクリートを剥がす作業は本当に重労働だったことでしょう。頑張っている様子の写真もとても微笑ましかったです。 明日へのパワーアップが出来る素敵なお風呂で益々楽しく幸せになりますね。

ガーデニング大賞

「"SANDPIT"」/福澤 謙一

子供が遊ぶための砂場を制作しました。ホワイトウッドと杉板を使用し、雨避けとネコのいたずら防止の目的で折りたたみ式のフタを付けました。アクセントとして"SANDPIT"の文字をペイントしてみました。

審査委員評…金尾幸恵

センスの良いペイントに感心しました。子供の砂場を作ったけれど、ネコのいたずらに困っている方…お薦めのアイデアです。子供さんが遊ばない時も、おしゃれな雰囲気を壊しません。ガーデニングは、家族皆んなで楽しみながら作り上げていくもの。これからも、お子様の成長と共に「進化する庭」を期待しています。

ジュニア工作部門

「ブックスタンド付本棚」/佐藤 大輝

教科書も入るように、大きく作りました。便利なように、ブックスタンドを2つ作りました。ギザギザにしてあるので、本が倒れにくくなっています。文具などの小物も入れることができるように、引き出しをつけました。かどを、かんなややすりできれいにしました。表面も、やすりでみがきました。

審査委員評…土屋貞代

家庭に於ける勉強の中で、こんなブックスタンドがあったら便利だなと思った発想から生まれた作品ではないでしょうか?本の数により自由に位置を変えられ、しかもギザギザを付ける事により倒れにくくする工夫も施されてありシンプルの中に自分の思いが全て詰め込まれた作品です。出来上がりも木の本来の良さを失わず、本人の主張が見えそうな作品です。

リサイクル・エコロジー大賞

「エコツリー」/長谷川 渉

エコライフをテーマにリサイクル紙ダンボールの断面、自然な色の風合いなどの特徴を生かし"エコツリー" を制作しました。根本部分には新聞紙を収納。その上にイーゼル風にカレンダーを立て、"月・日"のプレートの裏面にはマグネットを貼り、毎月、組み替えができます。又、"日"の下にはホワイトボード仕様の透明フィルムを貼り、エコ生活を中心としたその月の予定が書き、消しできます。ペンは県鳥サンコウチョウの尾の部分。上部の葉はローラーになっており、1年間の葉の色の変化を表わし、回転してカレンダーの"月"プレートの色に合わせます。葉の色の変化で四季を楽しみながらCO2の削減など木の大切さを認識し、エコに対する意識を高めたいと思います。

審査委員評…水谷洋一

家庭の余り物をじょうずに使って、生活に必要なモノや生活に彩りを添えてくれるモノをつくるのは、DIYの一つのルーツだと思います。その点で、リサイクル・エコロジー部門はとても大切な部門だと思います。この作品は、この部門のそんな意味をみごとに体現化しており、また豊かな発想力と創意工夫にも満ちていると思います。

エンジョイDIY賞

「花台変身!! 防災カート」/田海 テル子

各地で相つぐ地震、水害等で、明日は我が身と気を引きしめ、本格的に防災に取り組み、普段は玄関先で見ていて楽しめる花台を、いざという時に役立ち、すぐに持ち出せる防災カートに変身させました。廃材の欅は、「防水一番」で処理し、切り口は段差があったのでチップを張りつけることで、モザイクのような模様が楽しめます。コンパネは、欅とのバランスを考えて、スプレーで着色し、中に角材を入れることで頑丈にしました。花台は、季節のリースを楽しむ台と、生花や光触媒加工のフラワーアレンジを楽しむ台と、グリーンを楽しむ台に仕上げました。  防災カートは
①イスに変身!!マグネットプレートで、食品の賞味期限切れを防止します。
②緊急避難用品収納庫に変身!!
③トイレに変身!!(トイレ非常用袋使用)
④プライベートルームに変身!! イス後方の傘を広げるカーテンは防寒着にも使用できます。防災カートが、いつまでも花台でいられるよう願いを込めて制作しました。

審査委員評…大滝重次

作品を最初見て、何だろう?というのが第一印象でした。イスに、緊急避難用品収納庫に、トイレに、プライベートルームにと、変身を遂げオリジナルな発想に富んでいて意味を理解してくるにつれ確かに"いざ"という時に大活躍間違いなし!というものでしょう。強度の面においても隅々にわたり手が施されまた、両サイドには花があり、木の持ち味を生かしつつ手作り感が非常に伝わってくる作品でした。

入賞
作品名 作者名
「灯魚」 饗庭 弘治
「おもしろ自転車(木星号)」 袴田 好弘
「ままごとキッチン」 笠原 和信
「家具調ピアノスタンド めっぞ・ぴあ~~~の」 土屋 浩見
「チェアーデスク」 四方 善則
「森の時計台」 望月 政光
「今なん時だい(台)? (いまなんじだい)」 倉澤 松弘
「ガンバレ日本!貯金箱」 田中 莉帆
田中 香帆
「ビュンビュンカー」 渡辺 敦士
「エンチョーくんのジャンボパズル」 柳生 純
「恐竜達」 大串 寿八
「巨大な動物がすむジャングル」 佐野 涼太
「カタカタ貯金箱」 河井 拓郎
「インコの小屋」 村上 楓
「和ダンスにもできました!」 滝 静司
「我が家の玄関前とカーポート」 今川 幸枝
「駐車場の上のスカイガーデン」 牧野 勇
「我が家の花博」 中村 妙子
「おもちゃのいえ」 指田 淳子
「子供みこし」 清 良行
「ダンボールリサイクル 額」 尾崎 ひろし
「親子二人乗り自転車」 鈴木 英利
入選
作品名 作者名
「まう&ブランコ ブランコとすべり台のセット」 河合 勇
「ちょろ号」 原田 豊
「子供用みこし」 濱田 桝男
「能舞台とその演者たち」 武井 慶子・武井 恵治
「羽ばたく人 ~チークマン~」 寺田 高士
「兜(かぶと)」 松本 善男
「仏像3体」 渡辺 孝誌
「組立式ぞうり編み台」 青陰 重典
「学習机」 遠藤 勝利
「ダンプトラック」 森井 静夫
「ロボット」 鈴木 蓮
「アスレチック 本だな」 田中 雅也
「デスせんしゃ」 遠藤 崇斗
「ひじかけ付きイス」 鈴木 悠太
「カービーの変身パズル」 鈴木 宏利
「ジラーチのそろえてパズル」 鈴木 雅人
「無 題」 桑原 尚輝
「茶室風の空」 河村 敏弘
「2階建ウッドデッキがぁ~露天風呂になっちゃったぁ~」 渡辺 政志
「DIYガーデン」 鷲巣 寿
「我が家のコーヒー屋さん」 田上 正枝
「木製物置」 鈴木 康夫
「ロッジ風な庭」 松田 澄夫
「流木にヘデラのオブジェとミニミニガーデン」 酒井 志朗
「憩いのガーデン」 小田巻 勝秀
「雨水や洗濯排水のトイレ利用設備」 森 茂
「かがやく ごみ箱 ライト!」 増村 桂加
「パックで一輪ざし」 平本 美保
「おもしろ下駄」 静岡市安東児童
「ゴミで作ったゴミ箱」 野上 嘉邦
DIYグランプリ作品集

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