ABOUT会社について

トップメッセージ

代表取締役社長遠藤 秀男

地域に寄り添い続けた歴史が
事業創出へつながる
布石となった

エンチョーは、静岡県を中心に神奈川県から愛知県に至る東海道エリアで事業を展開しています。創業は1939年、材木店として商いを興した「遠藤 長太郎(エンドウ チョウタロウ)」が社名の由来の一つとなっています。創業以来、地域の人々の「暮らし」に寄り添い、貢献していくという強い想いのもと、時代とともに移りゆくニーズに合わせてさまざまな事業創出に挑んできました。結果として、ホームセンター「ジャンボエンチョー」「ホームアシスト」、プロショップ「Hard Stock」、アウトドアショップ「SWEN」、ペットショップ「Zoo Square」雑貨関連用品店「casa」といった多岐にわたる小売業を展開するに至り、並行して材木の卸業や情報システム事業などにも取り組んでいます。

小売業の業態は年々多角化の一途をたどっており、コンビニエンスストア・ドラッグストア・百貨店から通販・ECサイトに至るまで、モノを買うという手段の選択肢が、時代とともに拡がり続けています。こうした消費者にとっての利便性向上は、サービスを提供する側の視点に立つと、競争の激化を意味するものです。当然ながら私たちにも、世の中の流れやお客様のニーズに即したサービス・販売形態を、模索し続けることが求められます。そして、申し上げたいことは、今現在、多角的な小売形態を展開するエンチョーは、そうしたニーズに真摯かつ愚直に応え続けてきた挑戦の歴史の上に、成り立っているということです。その歩みを、さらに加速させていくことが、私の役目であると考えています。

売るものはモノではない
個々の志を付加価値へと昇華していく

大切なことは、モノを売る行為に、時代に即した付加価値を付与すること。ただ、モノを売るだけでは、マーケットの支持を得続けることは不可能でしょう。では、付加価値と何か?その答えの源泉となるのは、社員一人ひとりの個性であると考えています。事実、エンチョーは、年次に関係なく自分のアイデアをカタチにしたり、仕事に活かせる「裁量」が与えられます。もちろん相応の責任・説得力を要しますが、「こんなことまでやらせてくれるの?」という、嬉しい誤算があるはずです。

そんな環境を存分に楽しみ、享受しながら、お客様一人ひとりの満足、引いては幸せを追求して行くのです。その先に、社員一人ひとりの個性が伴った「付加価値」が自ずとついてきます。ただ「モノ」を売るのではなく、あなただからできる「コト」を模索し、お客様へ提供していく…そうした主体的な仕事を意識しながら、存分に自己を表現していってほしいと考えています。エンチョーには、接客から店舗開発・店舗マネジメント・売場づくり・顧客とのイベント・新しい店舗ブランディングまで、さまざまな仕事が存在します。あなたの表現したいコトを、カタチにできるチャンスがきっとあるはずです。

従業員と経営者の距離感
そこが未来への突破口

ここで、エンチョーの組織的な特徴に触れておくと、従業員と経営層の距離が近いことが挙げられます。現場のアイデアや所感がすぐに私たちの耳に入ってくる「距離感」は、変化への対応力・実行へのスピードとして、確実に組織の強みとなっています。また、ある店舗の従業員がお客様から褒められた…、店舗開発部で面白いアイデアが出た…そんな話題も翌日には経営層に伝わる風通しの良さも、エンチョーの社風を物語るエピソードと言えるでしょう。社員同士でキャンプへ出かけたり、アウトドア関連の話題で盛り上げっている光景もよく目にします。DIYスキルの高い社員も多く、仕事で得た知識でプライベートを謳歌しているようです。

また、社長に就任してから、社員の成長・生活をサポートするさまざまな制度の拡充に注力していますが、社員たちの努力もあり、以前に比べて残業時間も大きく削減されています。ただ、改めて思うのは、制度だけ整えても意味はないということです。大切なのは、意識の改革です。例えば、決められた時間で100の仕事をするか?80の仕事しかできないのか?それとも120の仕事を達成するのか?その鍵となるのは、社員の創意工夫であり制度そのものではありません。そんなプロセス面を公平公正に評価していきたいと考えています。同様に制度活用には、周囲のサポートも欠かせません。残業時間削減はもちろん、育児休暇や有給休暇の取得は、その最たる例でしょう。ただ、相手を思いやる・気遣う心は、私の見る限り、エンチョーには備わっていると感じます。だからこそ、制度と意識の相互作用・相乗効果を、これまで以上に促して行きたいと強く思います。

人材を磨き上げる
そんな組織で未来へ挑む

エンチョーに興味を持っていただいている方にお伝えしたいことは、高尚な就業理由は必要ないということです。誰かの役に立ちたいといった漠然でもよいので、ささやかな志さえあれば十分です。川を流れる一つの小石が、時間をかけてダイヤモンドのように磨き上げられていく…同様に人材を輝かせるのが会社の役目です。ただし、そう簡単に小石も人材も輝きません。ダイヤモンドと同様に、より強く輝くためには相応の積み重ねが必要となります。目的のために堪え忍べる「胆力」を有すること…強いて挙げるとすればそれが、エンチョーが求める人材の要件です。繰り返しになりますが、エンチョーには皆さんの想いをカタチにできる環境と機会があります。私たちとともに、地域を元気に、そして未来をワクワクさせていくようなビジネスに挑んでみませんか?

エンチョーのこれからを面白くしてくれるような方々と、ともに働く日を社員一同心より楽しみにしています。